外壁塗装のコーキングは、家の外壁の隙間や接合部を埋めて防水性を確保するための重要な工程です。

主に以下の点で重要とされてます。

コーキングの役割

  1. 防水性の確保: 外壁の隙間や目地(特にサイディングボードの接合部分など)に水が入り込むのを防ぎ、雨漏りや内部の腐食を防ぎます。
  2. 耐久性の向上: コーキングを施すことで、外壁の接合部や素材の膨張・収縮によるひび割れを抑え、建物の寿命を延ばします。
  3. 美観の向上: コーキングで隙間がなくなるため、外観がすっきりします。塗装をした際にも、隙間が目立たなくなり美しい仕上がりになります。

使用されるコーキング材の種類

  • シリコン系: 防水性が高く、耐久性に優れていますが、塗装との相性が悪く、塗装する場所には不向きです。主にサッシ周りなどで使われます。
  • ウレタン系: 塗装が可能であり、外壁塗装でよく使用されます。耐久性も高いですが、シリコン系に比べると多少耐候性が劣ります。
  • アクリル系: 価格が安く、塗装に適しているものの、耐久性が低く、長期間の使用には向きません。
  • 変性シリコン系: 塗装可能であり、耐久性もあるため、外壁塗装に非常に適しています。

コーキングの劣化症状

  1. ひび割れ: コーキング材が固くなり、時間とともにひび割れが発生します。これにより防水効果が低下します。
  2. 剥離: コーキングが外壁から浮いたり剥がれたりすると、防水効果が失われます。
  3. 変色: 劣化によりコーキングが変色し、見た目に影響しますが、機能的には大きな問題ではありません。

コーキングのメンテナンス

コーキングは定期的に点検し、劣化が見られた場合には打ち替え(古いコーキングを取り除いて新しいコーキングを施す)や増し打ち(既存のコーキングの上から追加でコーキングを施す)が必要です。

通常、コーキングの寿命は5~10年とされています。

コーキング作業の流れ

  1. 古いコーキングの撤去: 劣化したコーキングを取り除きます。
  2. 下地処理: 接着剤やプライマーを塗布して下地を整えます。
  3. 新しいコーキング材の充填: 適切な種類のコーキング材を選び、隙間に均一に充填します。
  4. 仕上げ: 充填後、ヘラで表面を均し、美しく仕上げます。

外壁のメンテナンスにおいて、コーキングは雨漏りや建物の劣化を防ぐために非常に重要ですので、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけることが大切です。

 

 

プロフィール

はじめまして、ケンジと申します。

外壁塗装に関しては素人ですが、次またやるときのために調べてきたことや体験したことなどをまとめていきたいと思います。

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